sonictemplate-vim を denite.nvim で使うための source と kind を書きました
- こうなって
- こうなって
- こう宣言したので
- Meguro.vim #9 で 進捗 を出してきました
コメント等合わせても 50行 程度の実装です
概要
- sonictemplate-vim を denite.nvim から呼び出すための拡張用 source & kindを書きました
これはなに?
mattn さんが作成されている sonictemplate-vim の機能を、 Shougo さんが作成されている denite.nvim を経由して呼び出せるようにするための source と kind の実装です
なにができるの?
:Denite sonictemplate
を execute すると、適用対象テンプレートの候補が denite.nvim のインターフェースでリスト表示される- リストからテンプレートを選択(
<Enter>
)すると、ソースコードに適用される
それ :Template でできるよ
そもそも :Template
までが command モードで入力された状態で <Tab>
等を押せば、候補が表示&補完される機能が本家の sonictemplate-vim 自身に備わっているので、必要十分ではあります
ならなんで作ったの?
- 自分が denite.nvim のインターフェースにかなり依存して Neovim を用いているため、作業中の操作を極力ひとつに統一させておきたい
- denite.nvim 上で候補リストを表示することで、候補の絞り込み機能が提供されるため、少し便利になる
- Vimスクリプトコーディングのリハビリを兼ねて書きたかった
- (Python スクリプトだけど)
辺りが主な理由です
なんで fork じゃなく別リポジトリで作ったの?
以前 unite.vim 用の source & kind を作ったときは、 Vim があれば使えたので一緒でも良かったのですが(実際当時はそこまで考えてませんでしたが)、今回は denite.nvim 上で動かすということで、動作環境に Python リモートプラグインの環境が必須になっています
そのため、同じリポジトリに入れてしまうと、 sonictemplate-vim に直接の関係がない環境のための保守コストが発生してしまうので、既に denite.nvim を使っている前提で、必要に応じてこの実装を拡張する形で使えたほうが便利かな、というような意図です
どうやって使うの?
簡単な README.md を書いたのでご参照ください。 denite.nvim を使っている人であれば、 dein.vim が無くても自分なりの plugin 導入手順は持っているはず…
まとめ
- sonictemplate-vim-denite-extension を書きました
- 元々の sonictemplate-vim がシンプルな機能を提供している plugin なので、今回作った機能だけでも特に不足は無いかなと思っています
- バグや何か欲しい機能などがありましたら、お知らせいただければ、 前向きに対応を検討させていただきます
- unite.vim や denite.nvim は、自分でちょっと source & kind を書くだけで色々捗る物ができるので、他に何か思いついたらまた作ってみようと思います
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